ボディが強く頑丈さが売りのひとつでもあるドイツのメルセデス・ベンツは日本でも高級車として人気の高い外車のひとつですね。
ベンツといえば高級セダンのSクラスから、Eクラス、Cクラスなどがまっ先にイメージしますが、比較的コンパクトなAクラス、Bクラスなどのほかにもタクシーやバス、トラックなどの商用車など多種多様なタイプの自動車を展開しているのはあまり知られてはいなかったりします。
このような幅広い車種のクラスを展開することで幅広い層にベンツは展開していているんですね。
日本国内ではやっぱり高級車というイメージが強いイメージですがいずれにせよベンツの人気はまだまだ根強いといえるでしょう。
今回はそんなドイツの代表的な乗用車のひとつ「メルセデス・ベンツ」の事故車の買取価格を最大にして売る方法に迫っていきますね!
修復歴ありのベンツの中古車販売相場
「修復歴あり」のベンツとは事故車のベンツと思われがちですが、「修復歴」とは厳密にはフレーム部分にダメージを受けて修理したことをさします。
※修復歴についてはこちらの記事を参照してください。
骨格部分に修復歴があるベンツの中古車がどのくらいの需要があり、どのくらいの金額で扱われているのかをまず調べてみました。
ベンツ Cクラスワゴン C200 コンプレッサー アバンギャルド クルコン バックカメラ HDDナビ
年式 2009(H21)
走行距離 7.2万km
1800cc
本体価格 56.8万円
メルセデス・ベンツ Sクラス S300 h AMGライン 認定書有り
年式 2015(H27)年
走行距離 2.2万km
車検有無 2020(H32)年9月
本体価格 448.0万円
メルセデス・ベンツ SLクラス SL350 左ハンドル ワンオーナー
年式 2015(H27) 年
走行距離 3万km
本体価格 498.0万円
Sクラス S550ロング後期 ロリンザーPKG 正規ディーラー車左H20AWプッシュスタート
年式 2010(H22)年
走行距離 5万km
本体価格 208.0万円
これらはすべて2019年3月時点での修復歴車のベンの中古車販売価格の一例ですが、ベンツの修復歴車はもともとの値段が値段なので価格落ちをあまり感じさせない感じがしますね。
ベンツは事故歴があってもそれなりに需要がちゃんとあるんですよね。
ですから、たとえ、あなたのベンツが事故車であってもちゃんと値段がつくということをまずは理解しておきましょう。
ただし、ベンツはクラスや年式、走行距離のほかにボディカラーによってもかなり買取価格が変動しますので実際のベンツの買取価格がどのくらいになるのかは査定をしてもらうまでわからないともいえます。
ベンツの事故車の買取事例をチェック
実際に取引された買取事例を調査してみました。
過去の事例では以下のような金額で買取されています。
H26年式 メルセデスベンツA180
買取金額 550,000円
(修理費150万円の事故)
H26年式 ベンツ C180ワゴン
買取金額 700,000円
(修理費150万円の事故車)
H22年式 ベンツ B180
買取金額 350,000円
(修理費80万円の事故車)
参照:事故車専門買取店「タウ」
この買取事例では走行距離がわからないのが難点ですが、修理費が100万円オーバーの事故車でもある程度の買取金額になることが見てとれます。
ベンツの事故車の買取は複数の会社にに査定を依頼
ベンツや事故車に限ったことではないのですが、車を売るときに気をつけたいことが、1社のみに見積もり依頼をして売却してしまうことです。
車の買取業者は基本的に車を安く買い取って、買取額よりも高く売ることで儲けを得ています。
ですので、なるべくあなたから安く買取をしたいのが前提にあることを理解しておきましょう。
もし、車の知識がほとんどないのであれば買取業者に提示された見積もり査定金額が愛車のベンツの売却価格(価値)なんだと思ってしまいますよね。
ですが、車の買取価格というのは実は「買取業者によって全く異なる」ことがほとんどです。
このことを知らないと1社のみの査定になり、損をしてしまう可能性があるんです。
さらに一括査定などの無料で見積もり比較ができるサービスなどでは業者間の価格競争もありますので高査定を狙えたりします。
こちらのページでは事故車買取でのおすすめのサービスやランキングをご紹介していますのでチェックしてみてください。
ベンツの事故車のディーラー下取りはどうなの?
愛車のベンツが事故車になってしまい新車に買い替えるというケースもあると思いますが、そこで気になるのがディーラーでの下取りです。
下取りとは新車を買うために必要でなくなった車を引き取るというようなニュアンスがありますが、実際に買取業者の査定よりディーラーでの下取りは安くなる傾向が強いです。
ディーラーはとくに他社の車の査定は販売網が弱い傾向にあります。
ディーラーの下取りした車は自社系列の中古車販売店やオークションでの出品されます。
それに対して買取業者はオークションや自社販売のほかに海外への販売
や解体業者への販売といった幅広い販売網を複数持っているのでディーラーよりも高値がついやすいといわれています。
また、新車購入での割引やオプションサービスなどが下取りで相殺されてしまう可能性もあるのも懸念材料といえるでしょう。
新車に買い替える場合は新車の購入と愛車の売却は切り離して考えてみるのがいいでしょう。
まとめ
ベンツ事故車の買取価格を高く売却する方法は複数の買取業者に見積もりしてもらうことです。
ハイグレードクラスのベンツや年式が比較的新しいベンツの査定額を複数社で見比べるとその差額にかなり驚くことになるでしょう。
こちらの記事も参考になります。
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